『二ツ星の料理人』




今年最初の休みに見た映画。

ブラッドリークーパーは40歳すぎてもイケメンでハンサムで、とても若く見える。無料チケットで一本選ぶんだけど、迷いに迷ってこれを選択。良かった。見終わったあとは気持ちよかった。途中美味しそうな料理がたくさん出てくるのもいい。おもわず半分残していた白ワインを空けてしまった。振り返るとどこかでみたような筋書きなのに、おもしろいのはなぜだろう。役の配置が効果的にキマってるとおもうし、何より主役が際立ってる。

 

 

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ブラッド「この味をきみに食べてもらいたい」

 ブラッドは一度、落ちぶれてそこから復活するために、ミシュランの三ツ星を目指すことになる。覆面調査員が現れるが‥‥。三ツ星を取ることができるのか!?

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シエナミラー「わたしを満足させらるかしら」

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美女「わたしのブラッドはどこ?」


 



単なる料理ドラマで終わらず、主人公がむかし荒れていた設定で、借金取りが出てきたり、薬をやっていたとか。あとは女にだらしない過去もあり、更生しているものの危うい場面があったり、その影がちらついて、それがスパイスになっている。皿を投げて、料理に対する葛藤を表現するシーンや従業員とのぶつかり合いなど、料理でアクション映画を撮っているような「画作り」。見ていて飽きさせない。その辺の演技が上手いし、引き込まれる。ライバルの料理人も序盤で暴れている。強調しすぎなんじゃないって笑ってしまうほど。でも心の動きをはっきり表現しているから気持ちいい。料理の結果はどうなったかは言えないけど、映画は星三つ。

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