『The untouchables』

ケビンコスナーはこんなに若くてハンサムだったとは・・・。出演陣が超豪華。むかしの大作。大作らしく長め。アメリカギャングの怖さを肌で感じた。監督ブライアンデパルマ・音楽モリコーネ。そのモリコーネの音楽が冒頭では約2分流れる。むかしの映画はこういうはじまりかたが多かったんだろう。

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ケビンコスナーはこのころまだ無名の俳優

原題はThe untouchables‥‥‥手を触れてならないもの。手の届かないもの。

だれも逆らえない、だれも手を出せな犯罪組織のボス、アル・カポネ。警察の多くは賄賂をもらっている。人を買収して意のままに操ること。もし断れば殺されるかもしれない。従いたくはないけど逆らいたいとはおもわない。大半の人は身の安全保つという選択を‥‥‥。

 そんななか金を受け取らない奴らがいた。買収することはできない。手の届かない奴らがいた。アンタッチャブルと聞いて手を出せない犯罪組織を指しているのかとおもってみたけれど、原題は複数形になっているので、財務省ケビンコスナー擁するこのチームのことだろう。

 

 洋画のタイトルをカタカナにする簡単なお仕事です。うまい言い回しがなければ、カタカナに直すだけよりかは、原題のままの方がいいような気もする。っていってもその当時は気にする人はいないとおもうし、そこまでタイトルにこだわってないよね。こまけーことはいいんだよって突っ込まれそうだけど、いい映画だけに気になってしまう。

 

 今から30年くらい前の映画だけども十分面白い。長回しのシーンがあるけど、こういう風に尺を大胆に使えていて、さいきんの映画だとおもいつかない。全体を通して緊張感があるから、一回みたらもうお腹いっぱい。一回みただけだけども強烈に残るような、そんなシーンが多くある。もし自分が映画のお店(そんなお店はないけど)を経営していたら、デモ上映させておきたいくらい。

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カポネ・ヘッジ「5秒あれば首は取れる」

アル・カポネ。このキャラクター名は違うけど漫画ONE PIECEでも出てくるよね。こっちはすごいいい奴だ。尾田栄一郎先生はそのまんま実在する人物をダイナミックに作品登場させるよね。