『麗しのサブリナ』

オードリーヘップバーンといえば『ローマの休日』という印象ありますよね。

久しぶりにもう一度みてみたい。

 

 今回紹介したいのは『麗しのサブリナ

 この映画をきっかけにある人が事業家になることを決めたという話を、本で読んでレンタルして見てみました。白黒映画は、黒澤映画とか年に1回見るか見ないかという頻度です。ゆったりできるときじゃないと、なんとなく見れないような気がします。

 

 今日の映画はやはり、より受動的に引きつけるように、少しでも長く見てもらえるように工夫された広告があるように・・・。昔の映画は出だしはなんとなくゆっくりで、お客さんを急いで引きつけようとしてない。映画館でみることが前提で、他に娯楽が少なかったからというのもあるとおもうけれど。

 

・ボギーちゃん

ハンフリー・ボガードというものすごい酒強い渋めなおっちゃんが主役です。きみの瞳に乾杯という名セリフで有名とされる『カサブランカ』など多くの有名作品に出ています。何作か見ましたが白黒映画が多いですね。推理小説で有名な探偵フィリップマーロウの役もやっていたり。個人的には日本の三船敏郎的な立ち位置な人とおもいます。スティーブマックインとか、あとは『ベン・ハー』のチャールトンヘストンに並ぶような。(この中で比べると)でもハンサムではないのに、なぜか渋さが光る。

 

・あらすじ

ボギーは実業家として成功を収めていて、プレーボーイの弟が結婚しようとしています。そこに仕えるお抱えの運転手の娘、オードリヘップバーン。ハンサムな弟に恋をして、身分が違うという理由から、恋心を捨て一度フランスへ。高貴なるレディー、淑女として、花嫁修行なるかな、垢抜けて戻ってきます。

 オードリは弟に見初められます。これから仲良くなろうというときに、そこへボギーが出てきます。弟の結婚の邪魔にならないようにオードリーに恋心をあきらめさせるというのがあるのでしょうか。弟の代わりにオードリーの相手をします・・・。彼女はどう選択するのか。

 

シンプルな筋書きに見えるのに上手いとしかいいようがない。


単純に役者の魅力が際立っているとおもいます。物語で、靴を履けない子供たちにお金を与えて靴を買うことを可能にするのは”事業家”なんだとボギー。イケメンが持て囃されることが多いけれど、男の魅力ってそこだけじゃないんだなあ、と。麗しのサブリナ(オードリー)は誰のもとへ・・・。

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ボガード&オードリー

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「『きみの瞳に乾杯』は別の映画で言いますよ〜」「あらまあ」

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