『良寛』

映画ではなくて、『良寛』の歌の紹介です。

 

盗人に

 

取り残されし

 

窓の月

 

あるとき、泥棒が入ってきて、金目のものをなにも所有していない良寛はなんとかしてあげたいとおもう。無執着の境地にあるので、泥棒が来ても泥棒のことを思いやる良寛。あげるものがなにもない。布団があったから、せめて布団を持って行ってもらえないものか。そうおもいわざと大きく寝返りを打つ。そして泥棒は、布団を盗んでいく。せめて布団だけでも持って行ってくれてよかった。そんなとき歌われたとされる歌